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むし歯の進行と悪化について

2018年6月4日

こんにちは!

上尾・桶川の歯科、麻生デンタルクリニックです。

むし歯は一度できたら、毎日歯を磨いていてもだんだんと進行していきます。
前回のブログでは、むし歯の仕組みをご説明しましたが、今回はもっと詳しくむし歯の進行や症状についてお伝えします。

 

むし歯の進行

むし歯はむし歯菌が作り出した酸に歯が溶かされていく病気です。
歯の状態によって、むし歯の進行は5段階に分けられます。

CO(初期むし歯)
まだ歯に穴はあいていませんが、歯からカルシウム分が失われているために、ツヤがなくなります。歯の色も変わって、白く濁ったり薄い茶色になります。
痛みなど、自覚症状はほとんどありません。
この段階では、フッ素塗布やフッ素入りの歯磨き剤で歯を磨き続けるだけで治すことができます。

C1(エナメル質だけのむし歯)
歯の表面をおおっているエナメル質に穴が開きます。
痛みやしみる感じはなく、自覚症状はあまりありません。
悪くなった箇所を削って歯科材料を詰めて治療します。

C2(エナメル質を貫通して象牙質に達したむし歯)
歯の表面を覆うエナメル質が溶かされて、その下にある象牙質にまでむし歯が達した状態です。
象牙質の下には神経が通っているため、冷たい食べ物・飲み物を取ったり歯が風に当たると痛みを感じるようになります。

C3(象牙質も貫通して歯の内側の神経に達したむし歯)
エナメル質に続けて象牙質も溶かされ、その下にある歯の神経(歯髄)にまでむし歯が進んだ状態です。
歯の神経が侵されているため、ズキズキと激しい痛みを感じます。放っておくと神経が死んでしまい、痛みを感じなくなることもあります。

C4(歯肉の下の歯根だけが残ったむし歯)
歯肉から出ていた歯のほとんどがむし歯におかされ、歯の根だけが残った状態です。
感染した歯髄が死んでしまうと、痛みを感じないまま進行していきます。
歯根の先に膿がたまると、今まで以上に強い痛みを感じるようになります。この段階にまで進行すると、たいていは歯を抜くことになります。

 

むし歯が悪化すると

C3やC4になると、歯や歯肉だけでなく、その下にあるあごの骨にまで炎症が起こり、骨髄炎や骨膜炎などを起こすことになります。
強い痛みを感じるだけでなく、リンパ腫が腫れたり、発熱やだるさ、食欲不振が起こることもあります。また、炎症を起こした場所によっては口を開けにくくなる、下唇の感覚がマヒするといった症状が起こることもあるのです。

埼玉県上尾市にある歯医者さん、麻生デンタルクリニックでは、表面麻酔や電動麻酔などを使い、痛みの少ない治療を行っています。むし歯治療が苦手な方も安心してご来院ください。

医院名 麻生デンタルクリニック
所在地 362-0001 埼玉県上尾市大字上824-3
電話番号 048-777-2568
URL
業務内容 歯科・矯正歯科・小児歯科・インプラント・予防歯科・審美歯科・入れ歯
説明 上尾・桶川で評判の歯科、麻生デンタルクリニックの診療内容についてご紹介します。当院は【土日診療可】でとても通いやすい歯科医院です。また徹底した衛生管理、わかりやすい説明・丁寧な治療をすることで、すべての患者さまにとって安心・安全な治療を行います。治療に関してわからないことや不安なことがないよう、患者さまにしっかり説明し、ご理解・ご納得いただいてから治療を始めます。