2018年7月31日
こんにちは!
上尾・桶川の歯科、麻生デンタルクリニックです。
歯周病は日本人の成人の約80%がかかっていると言われています。放置しておくと歯を失うこともある怖い病気です。
本日は歯周病の仕組みについてお話いたします。
歯周病を引き起こす歯周病菌は、歯垢の中に数多く住みついています。歯垢1mgの中には歯周病菌を含む細菌が10億個もいると言われているほどです。
歯磨きがしっかりできていなかったり、お口の中に食べかすや糖分が残っていると、細菌はネバネバした物質を作り出して歯の表面にくっつき、その中で増殖していきます。
時間が経つと歯垢は硬くなって歯石になります。歯石になってしまうと、歯磨きでは取り除けなくなってしまいます。
歯石の中やそのまわりにも歯周病菌は住みつきます。
歯と歯肉の間に歯垢がくっつくと、その中の歯周病菌によって歯肉に炎症が起こります。
やがて歯と歯肉の間には歯周ポケットができて深くなっていき、その中に入り込んだ歯周病菌によって歯槽骨や歯根膜にまで炎症が広がっていきます。
最悪の場合、歯がグラグラして噛めなくなったり、歯が抜けてしまいます。
歯周病は次の要素がプラスされることで、さらに悪化してしまいます。
・ダラダラ食いなどの食習慣
甘いものやジュースをよく採ると、歯垢が増えやすくなります。
また、偏った栄養や不規則な食事を続けていると全身の抵抗力を弱まり、歯周病悪化につながります。
・喫煙
タバコの中のニコチンは歯肉の血行を悪くします。さらに喫煙をすると一酸化炭素も取ることになり、歯肉の酸素不足に繫がります。
そのため、歯周組織が栄養不足になって抵抗力が衰えてしまうのです。
・過度のストレス
ストレスは体の抵抗力を弱めます。
・乱れた歯並び
歯並びが乱れていると、磨き残しやすくなって歯垢が貯まりやすくなります。
・歯に合っていない被せ物や義歯
歯に合わない被せ物や義歯などのまわりには、歯垢が貯まりやすくなります。
・歯ぎしりや噛みしめ、食いしばり
歯周組織に負担がかかり、歯周病を悪化させます。
・糖尿病などの全身疾患
糖尿病になると歯周病が悪化し、歯周病は糖尿病を悪化させることが知られています。
歯周病を予防・対処するためには、歯科医院に通って歯垢をしっかりと除去したり歯の状態をチェックしてもらうとともに、禁煙や食習慣の見直しを行い、ストレスを減らしていくことが大切です。
すでに歯周病にかかっている人はもちろん、また歯周病になっていない人も、歯科医院に通って大切な歯を守っていきましょう。
医院名 | 麻生デンタルクリニック |
---|---|
所在地 |
〒362-0001 埼玉県上尾市大字上824-3 |
電話番号 | 048-777-2568 |
URL | http://www.aso-dc.jp/ |
業務内容 | 歯科・矯正歯科・小児歯科・インプラント・予防歯科・審美歯科・入れ歯 |
説明 | 上尾・桶川で評判の歯科、麻生デンタルクリニックの診療内容についてご紹介します。当院は【土日診療可】でとても通いやすい歯科医院です。また徹底した衛生管理、わかりやすい説明・丁寧な治療をすることで、すべての患者さまにとって安心・安全な治療を行います。治療に関してわからないことや不安なことがないよう、患者さまにしっかり説明し、ご理解・ご納得いただいてから治療を始めます。 |