他院で作った入れ歯をお使いの方も、まずは一度ご相談ください
合わない入れ歯は、痛みや不快感が出るだけではありません。ガマンしていると、顎や胃に負担をかけたり、口の中に傷ができやすなって口内炎を繰り返したりすることもあります。しっかり噛める入れ歯を使用すると、これらのお口のトラブルを防げます。さらには、よく噛むことで脳への刺激を与えられるため、認知症予防の効果も期待できます。
恥ずかしかったり、痛みがあったりして、入れ歯を外したままにしている方もいらっしゃるかもしれません。ですが、歯を抜けたままの状態で放置してしまうと、お口の中だけではなく全身にまで多くの悪影響を及ぼしてしまいます。
たった1本でも歯を失ったままの状態にしておくと、歯並びが悪くなってしまいます。抜けた歯の空白スペースに、両隣の歯や、抜けた歯と噛み合う歯が次第に寄ってきて、歯並びのバランスが崩れはじめます。
歯が抜けたままの空白スペースがあることにより歯が動いてきてしまうと、噛み合わせがずれてしまいます。そうなると、一部の歯が異常な強さで噛み合うようになり、大きなダメージが加わります。また本来より少ない数の歯で噛む力を支えるようになるため、残った歯に負担がかかりやすく、歯の寿命を縮めてしまいます。
抜けた歯の方に動いたり傾いたりした歯は、通常の歯より磨き残しが出やすくなります。いつの間にか溜ってしまった汚れは、むし歯や歯周病になりやすくさせる原因となります。
抜けた歯よる影響で噛み合わせが悪くなると、顎がずれたり、背骨等の全身の骨にも歪みが生じたりして、体のバランスが崩れる可能性があります。
噛む力が低下すると体のバランスが取りにくく、転倒しやすくなります。「歯が抜けただけだから……」と安易に考えていると、大けがにつながる可能性も考えられます。
歯が抜けて噛む力が衰えると、顔の筋力が低下します。たるみやシワが増えて、ほうれい線が目立ちはじめ、さらに頬も下がるため、老け顔に見えてしまう可能性があります。
しっかりと噛めると脳に刺激が伝わり、脳を活性化させます。しかし、歯を抜けたままにしていると噛むことによる刺激が少なくなり、認知症のリスクを高めてしまいます。
たった1本歯がない状態でも、発音はしにくくなります。特に上の前歯を抜けたままにしていると、サ行・ハ行・タ行など発音がしにくくなり、会話に支障をきたす可能性があります。
入れ歯に金属のバネを使わないため、入れ歯が目立ちにくく審美性を高められます。また破折しにくい特殊な樹脂を使用しているため、保険で作る入れ歯よりも薄く作ることができ、装着時の違和感も減らせます。
入れ歯は一度作ればそのままずっと使えるわけではなく、長く快適に使っていくためにはメインテナンスがとても大切です。入れ歯は使っているうちにお口の状態が変わったり、入れ歯にひび割れや変形したりすることも考えられます。他院で作った入れ歯の調整も可能ですので、入れ歯が合わないとお悩みの方はお気軽にご相談ください。
保険診療内と保険外(自由診療)の入れ歯は、患者さまがご負担される費用が異なります。
自由診療の入れ歯は、保険内の入れ歯に比べると負担が大きくなります。けれども、機能性や審美性がとても高く、保険内の入れ歯に比べて快適に使っていただけます。
患者さま一人ひとり、お口の中の状態や、入れ歯に対するご希望は異なります。だからこそ歯科医が丁寧に、患者さま一人ひとりのお口の状態を確認し、患者さまのご希望をしっかりお聞きします。それらをしっかり精査したうえで、最適な入れ歯をご提案させていただきます。