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コラム

矯正歯科治療で顔つきがよくなるって本当?

皆さん、こんにちは。

上尾市の麻生デンタルクリニックです。


歯科矯正をすると「顔つきが変わるかもしれない」というイメージをもっているでしょうか。

「歯を矯正すると、小顔になるって本当?」「顎がスッキリするのかな?」など、期待を膨らませている方もいるでしょう。

たしかに口元の印象が変わると、それが自信になって、「明るくなったね」「若返ったんじゃない?」などと周りから褒められることが増え、表情まで変わったという方は多いようです。

特に、出っ歯や受け口の症状の方が矯正治療を行うと「顔つきが変わった」という効果を実感しやすいですね。

今回は、矯正治療で顔つきが変わるのか、変わるとしたらどんなふうになれるのか、一つひとつ確認してみましょう。



麻生 明伸 院長
山本 公紀 院長

麻生 明伸 院長

患者さまご自身の口腔状況や治療内容などをしっかりわかりやすく説明し、信頼関係を築いたうえで治療に進むことを大切にしています。

医院名:麻生デンタルクリニック
所在地: 〒362-0001 埼玉県上尾市大字上824-3
監修者:麻生 明伸 院長



【歯科矯正のギモン(1)】歯の矯正をすると顔つきが変わるのですか?

歯科矯正は健康のために役立つ治療ですが、歯並びや口元の印象をキレイに整えたいという目的のために行う方も多いでしょう。

矯正治療によってどんなふうになりたいのか、思い描く理想の姿についてお聞かせください。

麻生デンタルクリニックでは、矯正を専門分野とする歯科医が詳しくお話をおうかがいして治療を行いますので、ご安心ください。


▼矯正治療のエキスパート(歯科医)について知りたい方はこちら▼
矯正治療について


口元がスッキリして印象が変わることがあります

歯科矯正は整形手術ではないですが、歯並びを整えると口元がスッキリするのでパッと見た顔つきや印象が変わることはあります。

そのため、治療前に気になっているところや改善したいところなど、すべて歯科医に相談しておきましょう。

「口元が前に出っ張っているのを治したい」「前歯2本の大きさが不揃いなのが気になっている」など具体的に相談すれば、そのお悩みを改善するための治療計画の提案を受けられます。

それが歯科矯正で改善するお悩みであるかどうかもわかりますので、とにかく気になっていることは何でも話しておきましょう。


口元が美しくなって気持ちが若返る方も多いです

口元を整えるとシワやほうれい線が無くなるわけではないですが、コンプレックスがなくなって自信がつき、気持ちが若返る人も多いようです。


口元に自信がついて笑顔が増えるケースもよくあります

これまでは口元を隠すようにしていたけれど、歯科矯正で歯並びがキレイになったので歯を見せて笑ったり快活に喋ったりするようになれたという方も多いです。

ビフォーとアフターでは、周囲の人から見た印象が変わったというケースはよくあります。


エラが目立たなくなって小顔になったというケースも

かみ合わせのバランスが悪いせいで、睡眠中に歯ぎしりをしている人は少なくありません。なんと、日本人の7~8割は無意識下での歯ぎしり癖があるといわれているほどです。

歯ぎしり癖を放置していると、さまざまな健康への悪影響があるのですが、なかでもエラが張って顔が大きく見えるようになるという怖ろしい事態にもつながります。

歯科矯正でかみ合わせを整えると歯ぎしりの弊害が解消され、エラが徐々にすっきりしていったというケースもあります。 


口元が変化して横顔美人になったという人もいます

歯科矯正では、横顔の美しさにも注目して治療を進めます。そのため、治療後は横顔に自信がついたという方も大勢います。


【歯科矯正のギモン(2)】美しい横顔の基準E-ラインとは?なぜ横顔が大事なの?

美しい横顔には、E-ライン(エステティックライン)という基準があるのをご存じでしょうか?

鼻の頭と顎の先を直線で結んだとき、そのやや内側に唇があるのが理想的な横顔のラインとするものです。

ただし、これは1954年にアメリカの矯正歯科医Dr.ロバート・リケッツが提唱した欧米人を基準にしたラインなので、日本人の場合は必ずしも当てはまらないケースもあります。


 

E-ラインが重要な理由

「歯並びをキレイにしたいのに横顔のラインが重要なの?なぜ?」と疑問に思うでしょうか。

横顔は、顔の印象を決める重要なポイントです。

特に、口元が出っ歯や受け口の状態では、美しい横顔=E-ラインはつくれません。

歯科矯正で口元を整えると、理想的なE-ラインへ近づけることができます。


  

周りからは横顔が見られている

実は、周りから見られている顔は正面よりも、斜めや横からが圧倒的に多いのです。

自分ではつい鏡で見たときの正面顔ばかりに気を取られがちですが、横顔が印象アップの決め手といっても過言ではないでしょう。


  

たるみなどの弱点は横顔に出やすい

フェイスラインのたるみが目立ちやすいのは、横顔です。自分で鏡を見てもそれほど気になっていなかったたるみやシワなどは、斜めや横から他人が見たときのほうがハッキリと出やすいのです。

また、フェイスラインのたるみには、かみ合わせのバランスが大きく影響します。

かみ合わせのバランスが整うと、力のかかり方が均一になるため、表情筋をスムーズに動かせるようになります。そうすることでお顔がスッキリした印象に見えるのです。


【歯科矯正のギモン(3)】抜歯矯正をする方がいいのでしょうか?

歯の矯正で顔つきが変わるのは、これまでは歯がキレイに歯列に収まらず前へ出っ張って、出っ歯や受け口になっていた状態を改善できたからです。

歯がキレイに収まるためには、すべての歯が並ぶためのスペースが必要です。

スペースがないときは抜歯をして、空間をつくります。

そう聞くと、「抜歯した方がいいの?」という疑問が出てきますよね。

抜歯矯正と非抜歯矯正、どちらがいいのかは症状によって異なります


なるべく抜歯はしない矯正を行います

健康な歯を大切にしたいから、麻生デンタルクリニックでは、なるべく抜歯せずに矯正を行います

まずは、お口の状態を確認し、どのように矯正治療を進めるのがより良い方法なのか相談しましょう。


抜歯が必要になるケースがあります

以下のようなケースでは、詳細な診察・検査・相談の上、抜歯矯正の方がより良い治療ができるという診断になる場合があります。


歯と顎のバランスを整える必要がある

歯の大きさと顎のスペースのバランスが悪く、このままでは全ての歯をキレイに並べることができない場合は、抜歯が必要になります。


口元が前へ突出している

出っ歯や受け口の症状で、口元が前へ突出している場合も、抜歯が必要になる可能性が高いケースです。

このような重度の症状の場合、奥歯を大きく後方へずらす必要があります。もし抜歯せずに矯正できたとしても果てしない治療期間と治療費がかかる可能性が高いため、抜歯矯正を選ぶことになるでしょう。

この場合は骨格そのものに問題があって、骨を切除する手術が必要になるケースもあります。


歯を動かすスペースがない

歯を動かすためのスペースがなかったり、奥歯を後へ動かすのも難しかったりする場合は、抜歯矯正となります。

推奨されないケースで無理に非抜歯矯正を進めた場合、矯正の仕上がりが悪かったり、元に戻りやすかったりする恐れがあります。


▼抜歯矯正・非抜歯矯正についてもっと知りたい方はこちら▼
矯正治療時の抜歯について


矯正歯科治療は顔つきを変える可能性があります

歯の矯正治療を行うと、フェイスラインや顎、エラ、横顔に影響が出てきます。必ずしもではないですが、顔つきが変化する可能性は十分あるのです。

個人差はありますが、「小顔になった」「横顔美人になった」「ほうれい線が薄くなってきた」「エラが目立たなくなった」という人もいます。

矯正治療でできるだけ理想に近づけるようにするコツは、治療前のカウンセリングの段階で、歯科医とじっくり相談することです。

どんな風になりたいのか、どこを改善したいのかを詳しく話し、矯正治療でめざすゴールをしっかりと決めた上で治療を始めましょう